遠視はメガネをかけることによって弱視にまでなることを防ぐことが出来るということになると思います。遠視から弱視になってしまえばメガネをかけても物が見えない状態になってしまったり、物がぼやけてしまうというような状態になってしまいます。脳までの伝達回路が発達していないことにより、像が認識できていない状態になってしまいます。
たとえば、矯正をしたとしても4歳で0.5程度、また5歳から7歳で1.0以下の視力であれば弱視の疑いがあるとされています。また、左右の矯正視力の差が大きすぎるような場合にも弱視を疑う必要があります。そのため気をつけたほうがよいでしょう。遠視から弱視になってしまった場合などでも適切な治療をすればほぼ回復するといわれています。
これは、いずれにしても周りが早めにお子さんの目の異常に気づいてあげることが必要になると思います。8歳までに訓練すれば治るともいわれていますし、10歳の子でもあきらめずに治療をしていれば回復したケースもあります。成長には個人差があるため発見から訓練まで周りがきちんと見守ってあげなくてはならないと思います。
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遠視は、網膜を通り越してピントを結んでしまう状態のことを言います。遠視の場合だと遠くの物が良く見えて、近くの物がぼやけて見えるというのは、実は、間違いなのです。遠視の眼は、遠くの物も近くの物も、ぼやけて見えてしまうのです。5メートル以上も遠くの物を見ているときには、私たちの目は水晶体の厚さを調整しないで見ています。しかし、このとき、遠視の眼は網膜の後ろにピントが合ってしまいますので、遠くがぼやけて見えてしまい近くはもっとぼやけて見えてしまいます。
遠視が弱いときに合は、水晶体を膨らませる調整を使ってピントを合わせることが出来るため、遠くがよく見えます。しかし、近くにピントを合わせるために遠くの物を見るときよりも、さらに水晶体を膨らませなければいけないため近くは見えづらくなってしまいます。このようにして、遠視の眼は、いつでも「毛様体筋」を緊張させているため「毛様体筋」にかかるストレスが大きくなってしまいます。
軽い遠視の場合でも、やがては調整がうまくいかなくなってしまい、どんどん進行します。そして、近くの物も遠くの物も見えにくくなります。網膜の後ろでピントがあってしまう理由としては2つあります。1つは、水晶体の屈折力が弱いためです。これを、屈折性遠視とよんでいます。もう1つは、近視とは逆に眼軸が短いことです。屈折力が普通の場合でも、角膜~網膜までの長さが短いためピントが網膜の後ろに合ってしまう軸性遠視という先天的なものなのです。遠視はこの場合がほとんどの状態なのです。

